料理用刷毛の洗浄、保管方法の御提案
最近、御料理用刷毛の毛が抜けるというクレームを販売店様やユーザー様からお聞きすることがございます。
当店の刷毛は厳選された山羊毛を使用しており、食材の含みの良さ、また適度な腰具合は古くからお客様の皆様に大変愛されて参りました。また品質の安定したより良い商品を供給できるよう日々努力して参りました。
毛が抜ける一つの原因として毛を束ね紙に巻いた後、板に挟み込みます。錐で穴を開け、糸でとじます。この時、糸の締めが弱ければ毛が抜け易くなります。御購入されて間もなく毛が抜けるような事がございましたらご遠慮なくお申し付け下さい。新しい商品と交換致します。
ただし使い始めの時期におくれ毛といいまして、刷毛を仕上げる段階で取り切れなかった毛が若干抜ける場合がございますので、どうか御了承頂きます様お願い申し上げます。当店では納品する前に一本一本当店独自の方法でこのおくれ毛を出来るだけ取りきるように仕上げ作業を行っております。
もう一つの原因として、刷毛の毛が毛の中に入り込んだ食材(ソース、卵等)と共に腐ってしまう場合があります。御使用後は食材を充分に洗い流して頂いた後、乾燥させておられるとは思いますが、その乾燥の段階で毛が食材と共に腐ってくるものと考えられます。
刷毛の表面上はきれいに洗浄されているとは思いますが、とじた板に挟まれた毛の中に入り込んだ食材は完全には洗浄できないと思われます。特に夏場の暑い中、室温もかなり上昇しますので厨房等の室内にて自然乾燥させますと毛も天然の動物性のものを使用しておりますので洗い残しの食材と共に腐ります。
当店の御提案として、一つは刷毛を洗浄した後、食器乾燥機やドライヤー等で出来るだけ急速にかつ完全に乾燥させる方法。もう一つは刷毛の洗浄に食器用除菌洗剤を使用したり、洗浄後に食器用除菌スプレーをふりかけ食材を腐らせる原因の細菌の発生を抑える事です。
また中途半端に乾燥させず除菌スプレー等をふりかけた状態でタッパウエアやナイロン袋等に入れ、冷蔵庫に保管して頂ければ毛の腐りはある程度防げるのではないかと思われます。再度ご使用の際は当然のことながら洗剤やスプレー等をよく洗い流してからご使用ください。刷毛を食材と同じように扱って頂ければ、衛生的で且つ、刷毛が長持ちすると思われます。
以上の方法はあくまでも当店の御提案ですから刷毛を保管する方法としては完全なものではないかもしれませんが、ご参考にして頂ければ幸いです。刷毛も一つの道具です。大切にしてやれば長くお客様のお役に立てるのではないかと思います。
表具用刷毛の洗浄、保存方法の御提案
近年、刷毛の傷みが大変早いと言うお叱りをよく受けます。化学糊の普及、刷毛原料の質の低下等様々な原因が考えられますが、刷毛の保存方法として次のようなことを参考にして頂ければと思います。
まず一つの御提案は充分な洗浄後(シャンプー、リンス等を使用される方もいらっしゃいます)、糊桶にきれいな水を張って頂き、その中に毛の部分が半分程度浸かるように刷毛を立てて下さい。その際水が腐らないように、又、板の部分を水に浸けないように充分気を付けて下さい。
毛は自然に水を吸い上げますので、1〜2日間で刷毛内部に残った糊気をある程度洗浄できると思います。糊気が残ったまま乾燥させますと、乾燥するまでに糊と一緒に毛が腐ると思われます。特に物が腐り易い高温多湿の夏期は充分に注意が必要であると思われます。
もう一つの御提案は充分な洗浄後、食器やまな板用の除菌スプレーを刷毛にかけて頂き、乾燥させずにそのままタッパやナイロン袋等に入れて、冷蔵庫で保管する方法です。除菌スプレーを施し冷蔵庫に保管することで、刷毛を腐らす菌の発生を抑え、板に繁殖するカビも同時に抑える事ができると思われます。
以上の方法はあくまでも当店の御提案です。最近では糊に毛を傷める成分も含まれているようなので、完全でなき場合はどうか御容赦下さいます様御願い申し上げます。

メイクブラシの洗浄、保存方法
日常のお手入れ
フェイス・チーク・アイシャドウ・ハイライトは、ご使用後に少し強めに毛を叩いて粉を落とします。落ちきらない場合は、ティッシュを撫でるようにしてパウダーを落とします。アイブロウ・アイライナー・リップ・スクリューの各ブラシは、ご使用後の度にティッシュで丁寧に拭き取ります。こうした毎日のお手入れにより、ほとんど洗わずに済ませられます。
やや汚れていると感じた時
市販のコーンスターチを毛先(穂先から1/4程度)に軽くつけ、粉を軽く叩き落とします。叩き落としたあとは、毛先に向けて少しずつ櫛掛けします。毛先に残っていた汚れが粉に移ります。
【粉の付け過ぎにはご注意ください】
毛にコーンスターチを付け過ぎてしまうと、毛の中にコーンスターチが入り込んでしまいます。そのままにしておくとべた付きや抜け毛の原因となります。作業を繰り返し行って粉に色が移らなくなりましたら、また丁寧に櫛掛けし粉を落とします。
さらに汚れていると感じた時
ボールなどの容器にぬるま湯を入れ、中で優しく振り洗いをします。指で毛を軽くはさんで汚れを毛先に向かって押し出すような感じで洗い、良くすすぎます。指で優しくしぼりながら、形を整えます。キッチンペーパーなどを広げて置き、その上を撫でるようにして余分な水分を拭き取ります。
【乾かすには】
乾かす時に直射日光の当たらない所で毛先が下向きになるように逆さに吊るすと、根元までしっかりと乾かすことが出来ます。吊るせない場合はタオルの上などに寝かせます。乾燥後は丁寧に櫛掛けをします。目の荒い櫛で根元から毛先に向けて、ゆっくりと梳かします。
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