PIAローラー(ジャンボローラー)一覧

ジャンボローラーは、イージーコーター（スモール）と比較して片減りしない（塗膜厚が安定しており、塗膜保証がし易い）、塗装時ガタガタしない
これらをコンセプトに従来からご好評頂いている生地のラインアップでジャンボローラーシリーズを発売しました。

今まで、米国では主要部分の塗装に内径38mm（1.5インチ）の「レギュラー」ローラーが主に使用され、トリミング 塗装には刷毛や内径14mmの「スモール」ローラーが使われてきました。 米国でのレギュラー：スモールの比率は、90：10です。

最近、米国で「スモール」ローラーに代わって「ジャンボ」ローラーがいくつかのメーカーから販売され始めました。
現在のところ、メーカーによってローラーの内径や長さ、フレームのケージの直径や長さは、まちまちで互換性はありません。
「ジャンボ」ローラーが発売されるのは「スモール」の持ついくつかの問題点を解消したものです。
日本の場合、「スモール」が主塗装、「ミニスモール（内径8mm）」がトリミング用に使われており、「ジャンボ」は 主塗装用として使用されていくものと考えられています。
ピーアイエーから今回、内径18.6mm、長さ6.5インチ（165mm）のジャンボローラーが発売。

ピーアイエーの採用するフレームのプラスチックケージや、缶にスイートスポットを軽くたたきつけるだけで 取り外せるための固定バネ（lock spring 通称：タコ、12枚羽の金具）は、レギュラーローラーで長い間、問題なく 使用されてきた実績があります。

1.ローラー側に軸受けや、取り付け部品が入っており高くつき、エコの観点からも不利。
2.グリップがローラーの中心位置にない限りカタヘリする。塗膜厚が不均一で塗膜保証がしにくい。
3. 塗る時に「がたがた」して不安定。

「ジャンボローラー」はローラー本体に軸受け等がなく、2割程安く生産できます。
1本のフレームで50～120本のローラーが使われており大幅なコストダウンができます。
ローラーに軸受け等がないので、プラスチック使用量が減り、環境にも優しいローラーです。
ジャンボは6工程、スモールは13工程、機械の償却費、人件費はジャンボの方がはるかに少なくてすみます（約半分）。

「ジャンボローラー」は全体に力が均一にかかるので、スモールと比較して片減りせず転がりが軽く塗り心地が良い特長があります。塗膜厚が安定しており、塗膜保証が確実にできます。

ピーアイエーのジャンボフレームは、両端に軸受けを入れており、安定性と回転性を向上させています。

これらの特長から、ジャンボローラーは 膜厚が均一で、ローラーの運行が楽になると塗装現場からご好評をいただいています。

ジャンボローラー専用フレームで、溶剤型塗料にも使用可能。 スモール、ビッグ、レギュラー、ミニスモールローラーには使用できません。 ジャンボローラーフレームのスイートスポットを缶のエッジに軽く叩くとローラーが簡単に外れます。
※塗料を含んでいないローラーは外れません。